GRヤリスより軽量&高性能な「GRMNヤリス」が計画中!?

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CFRP採用で軽量化、最高出力は280hpを発揮か?

トヨタは、2020年1月に開催される東京オートサロン2020にて初公開予定の「GRヤリス」欧州仕様プロトタイプの画像を公開したばかりだが、より軽量でハイパワーのモデルを検討している可能性が高いことがわかった。

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GRヤリスは、TOYOTA GAZOO Racingが展開するスポーツシリーズ「GR」のグローバルモデルとして開発された。5ドアハッチバックボディの「ヤリス」とは異なる3ドアボディと特徴とし、新開発の「GR 4WD」システムに、6速MTが組み合わされたホットハッチとして誕生している。

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オーストラリアの自動車サイト「Motoring」のインタビューに対し、GR Yarisのチーフエンジニアである斉藤氏は「将来的にハードコアモデルを検討している」と語ったようで、「GRNMヤリス」の可能性が高いと思われる。

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このハードコアモデルでは、GRヤリスに搭載が予想される1.6リットル直列3気筒ターボチャージャーエンジンをキャリーオーバーし、最高出力280hp・最大トルク370Nm以上の高性能モデルが予想される。またCFRPを採用することにより2,600ポンド(約1,170kg)のGRヤリスより大幅な軽量化が図られるようだ。

ホンダ S2000 20thアニバーサリー、オーナーの声を反映し現代的リファイン…東京オートサロン2020

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「東京オートサロン2020」のモデューロ(ホンダアクセス)ブースで一際注目を浴びていたのが、『S2000 20thアニバーサリー プロトタイプ』だ。2019年に誕生20周年を迎えた『S2000』を祝うコンセプトモデルとして、ホンダアクセスが開発。現代的なリファインを施し、名車を蘇らせた。

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これからも「世代をつなぐ」S2000を愛して乗り続けてもらうため、オーナーの声を開発に反映。大開口のエアロバンパー、空力を磨くダックテールやリアストレーキ、サスペンション、オーディオリッドなど、内外ともに洗練進化させている。

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トヨタ、A70/80 スープラ 用パーツ復刻販売へ…GRヘリテージパーツプロジェクト

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トヨタ自動車は1月9日、「GRヘリテージパーツプロジェクト」として、『スープラ』のA70型(1986~93年)およびA80型(1993~2002年)の補給部品を復刻し、国内、海外(北米、欧州など)向けに再販売すると発表した。

このプロジェクトは、これまで長きにわたりスープラを愛用してくれたオーナーに、これからも愛車として乗り続けてもらうよう、すでに廃版となってしまった補給部品を復刻・再生産し、純正部品として再販売する取り組みだ。

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現時点での復刻品目は、A70がプロペラシャフト、ドアハンドル、フューエルセンダーゲージ、ウェザーストリップ、フロントエンブレム、A80がヘッドランプ、ドアハンドル、ブレーキブースターなど。品番や発売時期などの詳細については、2020年春ごろより、準備が整った部品から順次TOYOTA GAZOO Racing Webサイトにて公開する。なお、復刻部品は通常の純正部品と同様、トヨタの販売店で購入できる。

限定4台!! ニュルブルクリンク最速のFF市販車登場 ルノースポール…東京オートサロン2020

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ルノーは、東京オートサロン2020で『メガーヌR.S.トロフィーR‘カーボン・セラミックパック’』を展示。2019年4月5日にニュルブルクリンクサーキット北コースの量産FF車最速記録を更新したモデルだ。

オートサロン初日となる1月10日に、世界で限定500台生産されることが発表されたメガーヌR.S.トロフィーR 。そのなかでも、‘カーボン・セラミックパック’は30台のみとなる。

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日本には、メガーヌR.S.トロフィーR が47台導入予定で、そのうち‘カーボン・セラミックパック’は4台のみ。その貴重なモデルが、間近で見られるのだ。

しかも、このオートサロンに持ち込まれたメガーヌR.S.トロフィーR‘カーボン・セラミックパック’は、ニュルブルクリンクで記録を樹立した車体とは異なるものの、三重県にある鈴鹿サーキットでタイムアタックを行い、メガーヌR.S.トロフィーとしての記録を塗り替えた、実際の車体だというから驚きだ。

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メガーヌR.S.トロフィーR について、ルノー・ジャポン株式会社 マーケティング部 広報グループの佐藤氏は、「このクルマは、タイムアタックやピュアなレースを前提に設計されているので、ベースモデルでは標準装備となっているリアシートや4WSなどが省かれ、車重を130kgほど軽量化。サスペンションやシャーシ性能を向上させることにより、さらにスポーティーな味付けとなっています」と、説明。

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そこに、より軽量なカーボンホイールやカーボン・セラミックフロントブレーキディスクなど、レーシングカーさながらのエキスパートドライバー向け専用装備が搭載されたのが、‘カーボン・セラミックパック’なのだ。

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ルノースポールが手掛けるF1のチームカラーでもあるブラックとイエローで統一されたシックなブースと、市販レーシングマシンといっても過言ではないメガーヌR.S.トロフィーR‘カーボン・セラミックパック’の組み合わせは、モータースポーツ好きならワクワクせずにはいられない、レーシーで特別な雰囲気を味合わせてくれる。

 

ホンダ シビック タイプR 改良新型は何が変わる?…東京オートサロン

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ホンダは「東京オートサロン2020」で、『シビック』の一部改良を発表。同時に、ホンダを代表するスポーツモデル『シビックタイプR』の改良新型を、2020年夏に発売することを予告した。ブースに展示されたタイプR 改良新型の姿を紹介する。

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ホンダの寺谷公良執行役員は、「サーキットにおける走りの限界性能をより高めるとともに、エンジンの冷却性能とブレーキ性能を向上させ、クルマの基本性能である走る、曲がる、止まるを中心にアップデートを行った。スポーツカーとして意のままに操ることができる喜びをさらに際立たせるとともに、よりエモーショナルで走りを強調したデザインへと進化を果たした」と話しており、パフォーマンスのアップデートがメインとなりそうだ。 

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プジョー 2008 新型のEV、『e-2008』…フランスで発売

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プジョーは1月6日、新型『2008』のEV、『e-2008』(Peugeot e-2008)をフランス本国で発売した。

プジョー2008は2013年春、スイスで開催されたジュネーブモーターショー2013で発表された欧州Bセグメントサイズの小型クロスオーバー車だ。初のモデルチェンジを行い登場した2世代目モデルの新型2008に設定されるのが、EVのプジョーe-2008となる。プジョーが属するPSAグループは、2023年までに全モデルへの電動パワートレイン車の設定を計画する。この計画に沿う形で、新型2008にもEVがラインナップされた。

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1回の充電での航続は最大430km

プジョーe-2008は、プジョーが属するPSAグループの「e-CMP」と呼ばれる電動モジュラー車台をベースに開発された。EVパワートレインは、モーターが最大出力136hp、最大トルク26.5kgmを引き出す。バッテリーは、蓄電容量が50kWhと大容量だ。1回の充電で、最大430km(NEDC計測)の航続を可能にしている。

バッテリーの充電は、一般的な出力7.4kWの充電器で8時間だ。出力11kWの充電器を使えば、およそ5時間で完了する。出力100kWの急速チャージャーを利用すれば、バッテリーの80%の容量をおよそ30分で充電できる。

プジョーe-2008は、3種類のドライブモードを持つ。「エコ」、「ノーマル」、「スポーツ」だ。このうち、スポーツではパフォーマンスが重視される。最高速は150km/hだ。e-2008では、通常はセレクターを「D」にして走行する。セレクターを「B」にすると、アクセルを戻した際、より強めの回生ブレーキが作動する。

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EV専用デザインのフロントグリル

e-2008には、EV専用デザインのフロントグリルや、フロントサイドパネルとリアゲートの「e」エンブレムが採用される。「GT」グレードでは、アルカンターラ仕上げの専用シートを装備している。

e-2008には、コンパクトなステアリングホイールと新しいヘッドアップディスプレイを備えた最新バージョンの「プジョー3D i-Cockpit」を搭載する。ヘッドアップディスプレイは、情報をドライバーの視線の先にホログラム形式で投影し、安全性を引き上げる。

センターコンソールには、10インチのカラータッチスクリーンを装備する。EVパワートレインの状態を、リアルタイムでアニメーションを交えながら表示する。「TomTom Traffic」には、3Dナビゲーションを接続。「MirrorLink」、Apple「CarPlay」、グーグル「Android Auto」との接続を可能にする「MirrorScreen」が標準装備されている。

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バッテリーの充電レベルを遠隔で確認可能

プジョーe-2008には、EV専用の新サービスを導入する。「MyPeugeot」アプリを使えば、ユーザーはe-2008の充電時間、ヒーター、エアコンをドライブ前に設定したり、バッテリーの充電レベルを遠隔で確認したりすることができる。

「イージー・チャージ」は、家庭用またはオフィス用のさまざまな充電ソリューションをユーザーに提案する。電気設備を評価する診断サービスや充電機器のインストールも行う。ヨーロッパ全域の公共の充電ステーションへのアクセスを支援する「Free2Move」サービスを利用して、ドライバーは、充電ステーションまでの距離、充電速度、電気料金などの条件に合う充電ステーションを、あらかじめ選択できる。

「イージー・モビリティ」では、旅行プランナーとして、Free2Moveサービスを利用した旅行計画を立てることを支援する。車載コネクテッド3Dナビゲーションに送信されたルート上の充電ステーションの位置を考慮して、最適な走行ルートを提案してくれる。

「モビリティパス」では、必要に応じてエンジン搭載車をレンタルできる。「Eコーチング」では、MyPeugeotアプリを利用して、ドライバーが自分の運転を最適化する方法などについて、アドバイスを受けることができる。

マイバッハ Sクラス 新型、“せり出す”ドアハンドルが露出…登場は2021年か

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メルセデスベンツの最上級サルーン『マイバッハ Sクラス』新型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。

スウェーデン北部の市街地で撮影されたプロトタイプは、市販型ユニットを備えるヘッドライト、ドライバーが近づくとせり出すポップアップドアハンドルがついに露出したほか、テールライトのデザインもこれまでよりくっきりと見えている。

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マイバッハSクラスは、クロスオーバーSUV『GLS』新型と『マイバッハ GLS』の関係と同様に、Sクラス新型とアーキテクチャを共有。Sクラスより7.9インチ(200mm)長い全長215インチ(5462mm)、ホイールベース132.5インチ(3365mm)は変更されないと予想されているが、さらにエンジンを前方に移動することにより、キャビン内スペースが向上すると予想されている。

キャビン内では、大型のタッチスクリーン・インフォテインメントシステムやデジタルクラスタの搭載が濃厚だ。またパワートレインは、6.0リットルV型12気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力630ps、最大トルク1000Nmが予想される。

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メルセデスマイバッハ Sクラス新型のワールドプレミアは、2020年にSクラス新型が発表された後、2021年内に行われるだろう。

 

新型アウディA3最強モデル「RS3」は、ドリフト機能付き4WDが進化

開発車両がニュル高速テストを開始。最大450馬力・最大トルク500Nを発揮

アウディのコンパクト「A3」に設定される最強モデル「RS3」のプロトタイプが、ニュルブルクリンクで高速テストを開始した。

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捉えた開発車両はワイドフェンダーを装着、新型ではドレッドが拡大されると予想されている。フロントエンドでは、再設計されたLEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライト、アグレッシブで大型のグリル、新デザインのコーナーエアインテークが見てとれるほか、足回りには、ロープロファイルタイヤ、大型ブレーキキャリパーを備えたフロントブレーキローターが装着されている。

 
リアエンドでは刷新されたテールライト、リアバンパー、極太ツインエキゾーストパイプ、ディフューザー、ルーフスポイラーなども確認できる。

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キャビン内は2020年3月にも登場予定の「A3」とデザインを共有。最新のMMIを搭載し、ダブレットスタイルのディスプレイがダッシュボードに統合される。ただし、HVACコントロールが往来のノブとダイヤルになるのか、セカンドスクリーンに置き換えるのかは不明。

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心臓部には、2.5リットル直列5気筒ガソリンターボエンジンを搭載、最高出力は420ps・最大トルク500Nmだが、パフォーマンスバージョンでは最大450psを発揮すると予想されている。

トランスミッションは7速DCTで、アップデートされたRWDドリフト機能付き4WD「クワトロ」を搭載する。ワールドプレミアだが、2020年3月に「A3」を公開した後、「S3」「RS3」と順次発表予定となりそう。

 

アウディ、RS5の改良モデルを本国で発表。内外装がグレードアップ


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独アウディは本国において、「RS5クーペ」および「RS5スポーツバック」の改良モデルを発表した。A5シリーズの頂点に君臨する「RS5」。2ドアのクーペ、4ドアのスポーツバックともども現行型のデビュー以来初となるリファインにより、魅力を高めた。

エクステリアでは、上級の「RS6」や「RS7」と同様に、従来よりもワイドかつフラットなフロントグリルを採用。その上部に設けられたエアベントは1984年に登場した名車「アウディ スポーツ クワトロ」にちなんだもので、RS5のスポーツマインドを端的に表すディテールとなっている。ワイドなタイヤに対応すべくベースモデルより40mm拡大されたホイールアーチや、ヘッドライトのダークベゼルもRSだけの特別な装備だ。

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インテリアでは、インフォテインメントシステム「MMI」が10.1インチのタッチスクリーン式モニターに換装されたのが注目点。ナビゲーションには加速度やスポーツディファレンシャルの状態などを示す特別な「RSモニター」が用意され、12.3インチ液晶のバーチャルコクピットもRS専用のグラフィックとなるなど、オーナーの所有欲をくすぐる装備も多数装着されている。

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メカニカルな面は従来型から変更なく、パワーユニットは最高出力450馬力、最大トルク600Nmを発揮する2.9L V6ツインターボで、トランスミッションには8速ティプトロニックが組み合わされる。強大なパワーはフルタイム4WD「クワトロ」を介して路面へ伝えられ、0-100km/h3.9秒、最高速度280km/hという圧倒的なスペックを達成。

足回りは「RSスポーツサスペンション」が標準となり、金属スプリングとアジャスタブルダンパーから成る「RSスポーツサスペンション・プラス」がオプション。19インチまたは20インチとなるホイールはグロスブラックやマットブロンズ仕上げも選ぶことができ、望めばフロントはカーボンセラミックのブレーキローターも装着可能だ。

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改良版RS5はクーペ、スポーツバックともに欧州で間もなく販売開始となり、スタート価格は83,500ユーロ(約1,020万円)とアナウンスされている。

アストンマーティン、2人乗りのオープンコクピットモデル「V12スピードスター」

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英アストンマーティンは1月8日(現地時間)、2人乗りのオープンコクピットモデル「V12スピードスター」が2020年後半にグローバルデビューすると発表した。88台の限定生産で、納車のタイミングは2021年の第1四半期としている。

 

V12スピードスターは、1959年のル・マン24時間レースに参戦した「DBR1」、2013年の創立100周年の際に作られたコンセプトカー「CC100スピードスター・コンセプト」を称えるモデル。同社のオーダーメイドサービス部門「Q by Aston Martin」が開発を主導したという。

 車両の詳細はまだ不明なものの、アストンマーティンを象徴するV型12気筒5.2リッターツインターボエンジンを搭載し、約700PS/700Nmの出力を発生する。トランスミッションはZF製の8速ATが組み合わせられる。

プジョー 2008 新型、フランスで発売…小型クロスオーバー

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プジョーは1月6日、新型『2008』(Peugeot 2008)をフランス本国で発売した。

先代の初代プジョー2008はジュネーブモーターショー2013で発表された。欧州Bセグメントサイズの小型クロスオーバー車が2008だ。今回、初のモデルチェンジを行い、2世代目となる新型2008が、フランス本国で発売されている。

新型2008は、プジョーが属するPSAグループの最新の「CMP」(コモン・モジュラー・プラットフォーム)をベースに開発された。ボディサイズは全長4300mm、全幅1700mm、全高1540mm。先代モデルに対して、全長は140mm伸びている。

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新世代デザイン言語を導入

新型2008には、プジョーの新世代デザイン言語を導入する。3本の爪が表現されたシグネチャー付きフルLEDヘッドライト&テールライトを採用した。カラーインサート付きのダイヤモンドカット仕上げの18インチアルミホイールが、足元を引き締める。ボディカラーには、新色のフュージョンオレンジなどが設定された。

インテリアは、色と素材を工夫することにより、モダンかつスタイリッシュな空間を作り出している。8種類のLEDカラーを選択することによって、パーソナライズ化が図られた。ブラックトリムや「Adamite」と呼ばれるカラーステッチ、ムード照明、ダイナミックシート、アルミペダルは、グレードに応じて装備する。電動パーキングブレーキの導入により、運転席と助手席の間の空間にゆとりが生まれた。トランクスペースは、後席が通常の状態で、360リットル(VDA計測)を確保している。

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最新のプジョーi-Cockpit

新型2008には、コンパクトなステアリングホイールと新しいヘッドアップディスプレイを備えた最新バージョンの「プジョー3D i-Cockpit」を採用する。ヘッドアップディスプレイは、情報をドライバーの視線の先にホログラム形式で投影し、安全性を引き上げる。

センターコンソールには、10インチのカラータッチスクリーンを装備する。「TomTom Traffic」には、3Dナビゲーションが接続されている。新型2008の全モデルには、「MirrorLink」、Apple「CarPlay」、グーグル「Android Auto」との接続を可能にする「MirrorScreen」が標準装備されている。

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部分的な自動運転が可能に

新型2008には、クラスをリードする最新の先進運転支援システム(ADAS)が搭載される。状況によっては、部分的な自動運転を可能にした。新型の先進運転支援システムには、「レーンポジショニングアシスト」、「レーン逸脱警告」、ストップ&ゴー機能を備えたアダプティブクルーズコントロール(8速オートマチックのみ)、「フルパークアシスト」などがある。フルパークアシストは縦列駐車を支援し、前後に60cmのスペースを残して駐車することができる。

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自動緊急ブレーキアシストの最新世代のシステムは、昼夜を問わず、137km/h以下の領域において、歩行者や自転車を検知し、衝突の危険性を警告する。「アクティブレーンキーピングアシスト」は、64km/hから車両の進路を修正してくれる。「ドライバーアテンションモニタリング」は、ステアリングホイールの微動分析技術を駆使して、64km/h以上で走行中のドライバーの注意力を監視する。制限速度や交通標識を認識し、ドライバーに安全運転を促すこともでき、交通標識認識には、一時停止と進入禁止が含まれる。「プジョー・スマートビーム・アシスタンス」は、自動ヘッドライト。「アクティブブラインドスポットモニタリング」は、11km/hという低速域から作動する。

ポルシェ 718ケイマンGTS に6気筒モデル登場か…「GT4」エンジン流用

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謎のポルシェ『718ケイマンGTS』の姿を、豪雪のスカンジナビアでカメラが捉えた。

白銀で捉えたこの車両は、一見通常の718ケイマンGTSのようだ。しかし、リアエンドを見ると2本のエキゾーストパイプがGTSのセンター寄りではなく、「GT4」のように離れて装着されているほか、ディフューザーも確認できる。

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このことから、GT4から流用される、4.0リットル水平対向6気筒エンジンを搭載する「GTS 4.0」の開発車両と思われる。エクステリアの一部も再設計される可能性があるという。

現在、718ケイマンGTSの水平対向4気筒モデルが不評で、ポルシェは挽回を狙っているようだ。

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水平対向6気筒エンジン搭載のGT4では、最高出力420ps、最大トルク420Nmを発揮、初設定の「GTS 4.0」では、水平対向6気筒エンジン搭載により馬力が35psも向上、最高出力400ps、最大トルク420Nmを発揮する。また6速MTまたは7速PDKと組み合わされ、0-100km/h加速は4.0秒以下が予想されている。

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新開発された4.0リットル水平対向6気筒は、現在「718ケイマンGT4」と『718ボクスタースパイダー』に与えられているが、それぞれ9万9200ドル(約1070万円)、9万6300ドル(約1040万円)の車両価格に加え、「Desitination Delivery Charge」(コンテナ取扱料)1250ドル(約13万5000円)がかかり、手頃とはいえない。GT4より20ps低いが、GTS 4.0ではコスト面での改善もみられそうだ。

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ワールドプレミアは、最速ならば3月のジュネーブモーターショーの可能性もあるが、2020年後半のモーターショーが有力だろう。またこの水平対向6気筒モデルが発売された後でも、水平対向4気筒モデルの販売が継続される可能性があるという。

BMW X7 に究極の快適シート、数年以内に量産化へ…CES 2020

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BMWは1月7日、米国ラスベガスで開幕したCES 2020において、コンセプトカーの『X7 ゼロG ラウンジャー』(BMW X7 ZeroG Lounger)を初公開した。

同車は、BMWの最上級SUVの『X7』をベースに、新開発のシートやコネクティビティの採用により、移動の快適性をラウンジにいるかのように、大幅に引き上げることを目指したコンセプトカーだ。現時点ではコンセプトカーだが、BMWは数年以内の量産化を計画している。

X7 ゼロGラウンジャーの特長は、BMWブランドとして初めて、完全にパーソナライズされたリクライニングシートを採用し、究極のリラックス体験を実現している点だ。BMWと競合するメルセデスベンツは2019年秋、中国で開催された広州モーターショー2019において、メルセデスマイバッハブランド初のSUV、メルセデスマイバッハ『GLS 600 4MATIC』を発表した。X7 ゼロGラウンジャーは、このメルセデスマイバッハブランド初のSUVに対抗できるラグジュアリー性を追求している。

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専用設計の助手席は最大で60度リクライニング

X7 ゼロGラウンジャーのラグジュアリーなシートは、大型のヘッドレストが付いたキャプテンシートのようなデザインを備えており、助手席に採用された。このシートは、最大で60度リクライニングすることができる。シートベルトは、センターピラーから引き出すのではなく、シートに組み込まれており、リクライニング位置に合わせて調整できるため、走行中でも最大限の安全性が確保されるという。クッションの厚みは増しており、足を伸ばせる格納式のオットマンも付く。

X7 ゼロGラウンジャーには、新開発の安全機能を導入しており、世界市場で求められる安全基準をすべて満たしている。シートベルトのシートへの組み込みに加えて、万一の事故の際に乗員を包み込み、シートレールを介して衝撃エネルギーを効率的に分散する「プロバイディングエアバッグ」も採用されている。

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サンバイザーに大型スクリーン

X7 ゼロGラウンジャーには、最高品質のインテリア素材を使用し、究極の座り心地を提供することを重視している。また、移動中の乗員のニーズにも応える。たとえば、シートがリクライニングされている時、乗員はサンバイザーに組み込まれた大型スクリーンで映画などの車内エンターテインメントプログラムを楽しむことができる。

また、移動中に、このスクリーンにナビゲーション情報を表示することも可能だ。進行方向が変わる時には、アニメーショングラフィックスで表示される。これにより、乗り物酔いを4分の1に減らすことができるという。

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センターアームレストに誘導充電機能付きスマホホルダー

乗員は、スマートフォンのバッテリー残量少なくなることを心配する必要もない。スマートフォンやタブレット端末、ゲーム機などのデバイスは、前席の間にあるセンターアームレストの誘導充電機能付きホルダーに入れておける。独自のホルダー設計により、X7 ゼロGラウンジャーの乗員は、座ったり、横になったりと自由な姿勢で、スマートフォンのディスプレイを楽に見ることができる。

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なお、BMWはCES 2020の会場に、2 台のX7 ゼロGラウンジャーを展示している。また、X7 ゼロGラウンジャーは、CES 2020の会場周辺をテストドライブすることもできる。

BMW 7シリーズ 新型、2022年登場か…新開発レーザービーム採用、EVの「i7」も

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BMWのフラッグシップ・セダン、『7シリーズ』新型の開発車両をカメラが再び捉えた。

キャッチした2台の車両は、現行型のボディをまとったテストミュールだ。しかし、その1台には「Hybrid Test Vehicle」(ハイブリッドテスト車両)のステッカーが貼られてることから、電動モデルとみられる。

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またヘッドライトとテールライトにはカモフラージュが施されており、最終デザインは不明だが、新開発のレーザービーム照明技術が採用されると予想される。

今回初めて捉えたコックピットは、センターコンソール上部が布で覆われており、最新世代のインフォテイメントディスプレイが隠されている可能性が高い。残りの部分は現行型のままだが、今後、改良に着手するはずだ。

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パワートレインも大きな進化をみせる。内燃機関では、3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン、及びディーゼルクワッドターボエンジン、4.0リットルV型8気筒ガソリンターボエンジンが中心となり、V型12気筒エンジンは段階的に廃止の方向だという。

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代わって、3.0リットル直列6気筒ツインターボ+モーターのプラグインハイブリッドを筆頭に、初のフルEV『i7』と『i7 S』など電動化の充実がみられそうだ。i7では『i4』と共有する80kWhのバッテリーを搭載、高性能モデルi7 Sには120kWhのバッテリーを搭載し、最高出力は670hp以上、フル充電による航続距離は434マイル(約700km)と噂されている。

BMWは、2022年半ばにも現行型の生産を終了すると伝えられており、その年の初めには次世代モデルがデビューすると予想されている。

BMW 6シリーズが最後のフェイスリフト!? 最終デザイン見えた

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エクステリアを刷新。10.25インチインフォテイメントシステム搭載

BMWの5ドアハッチバック「6シリーズGT」の改良型プロトタイプをカメラが捉えた。

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これまでで最もカモフラージュが軽い状態でキャッチした開発車両は、同社最新のワイドグリルを採用。再設計されたコーナーエアインテークの一部が見てとれるほか、新グラフィックのLEDデイタイムランニングライトも確認できる。

対してリアエンドはほとんど修正されておらず、今後着手されるか不明。

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キャビン内では、インフォテインメントシステムの更新に重点がおかれるとみられるが、最新の12.3インチ・デジタルインストルメントクラスタや、「8シリーズ」の10.25インチインフォテイメントシステムの搭載も予想されている。

パワートレインは、最高出力340psを発揮する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジンがキャリーオーバーされるほか、「745e」と共有する3.0リットル直列6気筒ガソリンターボエンジン+電気モーターのPHEVモデルの設定も期待できる。

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6シリーズは1977年から販売されている伝統のモデルだが、ここ数年は販売が苦戦。現在では「GT」が唯一残っている6シリーズファミリーとなっており、これが最後のモデルとなる可能性さえ囁かれている状態だ。

改良型のワールドプレミアは2020年春以降となりそうだが、その反撃に期待したい。